4月から開催してまいりました「ナースのためのエンゼルメイク・アカデミア2009」は、全8回講座のうち5回の講座を無事に修了いたしました。
8月の講座は「看取る心 看取る言葉」と題し、六甲病院緩和ケア病棟チャプレン・カウンセラーの沼野尚美先生をお迎えしての特別講座でした。
死にゆく患者さんやご家族の心に寄り添い、これを援助していくにはどうしたらよいのかについてのアドバイスを、先生の貴重な経験を交え、ユーモラスに熱くお話いただきました。
エンゼルケアやエンゼルメイクは、死にゆく方をきれいにすればそれでよいというわけではありません。
とかく、死後のメイクなどは葬祭事業者が行うことでは? との意見を耳にしますが、エンゼルケアは死を前にした方へのケア、いわゆるターミナルケアの延長であり、生前の関わりが大切であるとわたしたちは考えます。
死を向かえた方がいかに安らかに旅立たれるか、また死に至った方やそのご家族に何ができるか、それを埋めていく技術やコミュニケーションのあり方がエンゼルケアであると思います。
看護とは人のいのちの営みに関わる仕事です。業務の細分化や複雑化がすすみ、人材も時間も足りない状況だとは思いますが、死は終わりではないとの意識を持って、エンゼルケアにも少しでも力点を入れていただければなと切に思います。
「看護師さんって素晴らしい仕事よね。」 沼野先生の力強いエールに、改めて勇気や元気をもらった方も少なくなかったのではないでしょうか。
わたしたちも微力ながら、みなさんにエールをおくり続ける存在でありたい、そう願っています。
8.8 東京・両国教室より
8.22 京都教室より